Archive for the ‘お知らせ’ Category

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今日は何の日だろうか。

11月29日、で「いいフグの日」

お肉屋さんも「いい肉の日」

ともに美味しい語呂合わせで良い感じがする。

いいフグの食べ方は

http://fukusashi.com/index.php/movie

是非、ご堪能下さい。

sashimi

少し動きまんねん。

近々の予定でユーストリーム http://www.ustream.tv/ を始める準備をしています。

最近、動画で何かを伝えることの素晴らしさを感じていて、手始めはhttp://fukusashi.comで配信している動画にふくの美味しい食べ方のお料理教室をしようと思います。

美味しいふぐ刺しの食べ方や、ちり鍋の食べ方のコツを披露したいと思います。他にもふぐ料理満載で企画します。

そして、ユーストリームでライブ配信しながら、ツイッターで情報交換をして韓国や中国を中心に美味しさの輪を広げようと考えています。

ひれ酒を片手に放送できれば、ツイッターでフォローして下さいね。

お礼

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有り難い事にデザインをして頂いた丸東産業(株)さまから御祝いの胡蝶蘭を頂いた。

「海の王様」も「海の王様と森のきのこ」も「ふぐらー」も全て丸東産業の井上さんと、先日急逝された同社の山根さんとの共同作業で出来上がった作品だ。

物には全て命がある。その命に魂の息吹(いぶき)を吹き込んでくれるのがデザインやパッケージだ。

仕事は1人ではできない。チームワークでより良い仕事ができる。

素晴らしいチームに感謝したい。

水産庁長官賞を受賞

10月7日に水産加工展があり、弊社から「海の王様雑炊」「海の王様と森のキノコ」「ふぐらー」の三品の新製品を水産品展に出品した。

今年からは製品造りのコンセプトに「化学調味料」使用しないようにした。

今の商品造りで 、消費者に化学調味料を使用しないで「美味しい」と思って頂ける商品造りはかなの難しい。

グルタミン酸ナトリゥム(味の素)を代表する様な調味料が沢山あり、そのどれかを使用すると味は見違える様に美味しく感じられる。

しかし人工的な物はやはり後味が悪かったりする。色々と違った食材の料理を食べたのに、食後の一定時間を過ぎるとどれも同じ物を食べた様な食感が残る事がある。

味のインパクトは強いけど、食べ続けると飽きてしまう。

この商品「海の王様雑炊」が「水産庁長官賞」を頂いた。トラフグの雑炊なので「海の王様雑炊」と名前を付けた。

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味付けには 「とらふぐ」「とらふぐ魚醤」「塩」「酵母エキス」

だけで製造した。トラフグは長崎県産 とらふぐエキスは弊社でトラフグと塩、醤油麹だけで造った無添加商品、

酵母エキスは天然の調味料。それをブレンドしてレトルト調理をした。

レトルトで高温加熱する時に、生のとらふぐから旨味がたっぷり出る。それがスープになる。

別添で「調理済み米飯」(チンして食べるあのご飯)半年間常温保管が出来る米と乾燥たまごと乾燥ネギをつけいてる。

賞味期間は半年で、いつでも何処でも「自然に美味しいとらふぐ雑炊」ができる。

色々な人から感想を頂いたが、健康に良くて自然に美味しく、後味が良いとご好評を得ている。

嬉しい限りだ。

一緒に出展して「ふぐらー」も化学調味料を使用していない。ごま油にラー油、そしてトラフグコラーゲンで製造している。

カプサイシンとセサミン、そしてコラーゲンが1瓶に450ml入っている。美味しく食べてピカピカ美人になって頂きたい。

こちらも「山口県特産品奨励賞」を受賞した。

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秋晴れに2つの大きな花がさいた。

心に残ったもの

昨年から私どもの包装資材を納品して頂いている丸東産業の営業が、前任者から山根さんになった。

年齢は40歳前で推定90kgの体重で、人柄温厚、仕事のクレームで叱っても何時も憎めない対応で楽しく仕事をさせて貰っていた。

平成22年度山口県特産品振興奨励賞を受賞した「ふぐらー」のシールから外装の外箱一式の制作を彼を窓口にして頂いた。

デザインを丸東産業の井上さんが制作してくれて、山根さんはプロデュサーで話しをまとめてくれた。

これが出来上がったデザインで、8月10日の納品に間に合わせてくれた。P1010795

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お盆も営業だったので忙しく過ごし、盆明けは17日から本社の仕事を再開した。まもなくして丸東産業から一枚のファックスが届いた。

山根さんの急逝を知らせる内容だつた。心筋梗塞だった、茫然自失になった。これから仕事を一緒にやる矢先だったのに。

葬儀に私は献花をさせて頂いて、彼を見送らせて頂いた。余りにも若すぎる逝去に私は慟哭した。

9月に入ってから山口県地域振興部のコンテストに応募していた「ふぐらー」の審査発表があった。

県からの知らせに平成22年度山口県特産品振興奨励賞」に受賞されました。とあった。

私は山根さんに知らせたかった、しかし呼んでも彼は答えてくれない。また涙がこぼれた。

本日、山根さんのご両親とお姉様が下関にご挨拶にこられた。唐津から遠いのに。

「忌明けで無事49日も終わり一度ご挨拶をと訪問しました」と言われ、また涙した。

来週の9日には山口県宇部市の「山口県きらら博記念公園」で表彰式がある。

ご両親に報告させてさせて頂いた。これが彼の心のこもった最後の仕事です。

その作品を見ながら目頭が熱くなった。

賞状を山根さんの墓前にお供えして報告をさせて頂こうと思っている。

海の王様と森のきのこ

萩の宿 常茂恵(ともえ)の女将さんから、今年の4月の早朝に突然電話があった。

「もしもし、常茂恵です。キノコの入った雑炊を造ってね」突然、前触れも無く唐突な電話だった。

どうしたんですか、「それが夢枕でタモギダケ(薬効が素晴らしいと言われるキノコ)を使った雑炊を造る様にと言われたのよ」

と女将が私に言った。

簡単に言われるけど、製品開発には色々と準備とかリサーチとか必要で、何かと大変なんだけど、、、、

と言う私の話しは聞いてもらえなかった。兎に角「造りましょうね」笑顔、、、、

其れからが大変だった。拘ったのは折角のキノコである。最高の仕上がりで、化学調味料は使用せず、便利な物が良いわね、との注文だった。タモギダケは福岡県北九州市八幡西区で、直方市に近い山間部で飯野さんが造られている。

おそらく西日本ではここでしか製造されてないと思う。

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こんなキノコでソフトボール位の大きさだ。

このタモギダケを天ぷらにして食べたら最高に美味しかった。そしてふぐ雑炊に入れて食べてみたら何と相性が素晴らしい。

早々に試作に取りかかり、レトルト製品に仕上げてみた。化学調味料は一切使用しないでどのように美味しさを引き出すか。

天然の酵母エキスとトラフグ魚醤で味を整え、トラフグの身で旨味を出し、そしてタモギダケで仕上げてみた。

口の中に広がる美味しさは天然の持つ滋味そのものになった。

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タモギダケ入りのトラフグ雑炊、調理米飯を一緒にセットし乾燥たまごと乾燥ネギを入れて、常温の品質保証期間が6ヶ月。

消費税込みの価格が ¥1,260円。

味覚の秋に是非お召し上がり頂きたい。

常茂恵の女将さんにも大喜びして頂いた。とても感謝している。

歩いて痩せる

2年前に癌だと、4人の医師から宣告されて開腹手術をした。

S字結腸を全摘し、膀胱と小腸の一部を切除した。不思議な事に術後の診断では不思議な腸炎で癌ではないと言われた。

医師も理由が判らないと言う。

覚悟を決めていたので、術後の人生観は一変した。詳しくは別に書きたい。

術後にはヘソの上から膀胱への縫い痕が細長く残った、とっさに思ったのはケロイドになって醜い傷口になりたくないだった。

キズは有っても奇麗な下腹を維持したいと思った。

それからは毎朝1日一万歩を目処に寒い日も暑い日も歩いた。歩いた。

そして出勤前に自宅で筋トレをスクワット、腹筋、腕立て伏せを30本づつこなしていった。

お陰で、肩の筋肉、背筋、等等以前より大きくなった。が、だ。

腰痛はひどくなった。一定の期間をおいて定期的に痛くなる。そのつど懇意の整骨医に通っていた。

ある日先生が「体は固いし、昔のしなやかさがなくなって、ひどいからだやなぁ」と平気で言うではないか。

僕の体が悪いから先生の仕事は成り立っとんのに「ひどい事言うよなぁ」とぼやいたら

「幾ら歩いても、へぼな歩き方じゃあ、体を壊すよ」だと言う。私「どうしたら良いか」と問うたら

「ちょっと僕の前で歩いて」と言うから得意げに歩いた。

とっさに「だめだめ。そんなへたな歩き方じゃ、駄目じゃ」

ええかね、と見本の歩き方を教えてくれた。先生のお手本では、前に出した足はかかとから足を下ろし、後ろ足は親指で蹴り上げる様にと。

正しく歩くとは、ただ単に足を蹴り上げて前に進むのではなく、前に運んだ足を意識的にかかとから着地して、そして又前に進む足は大きく蹴り上げて進む。手を大きく振って真っ直ぐ前を見て少し早めに歩く。

こう説明する少しは歩くヒントに成るかもしれないが、お手本の様に歩くと腰骨が不思議に真っ直ぐなる。

皆さん、すこしおやりになってみませんか。教えてもらって2ヶ月が経過した。正しい歩き方で体がしまり、少し痩せてきた。歩数は前より少なくなっている。効果は抜群に出て来た。

消費者庁通達により

平成22年9月 25日

株式会社 河久

山口県下関市彦島西山町4-11-18

フグ加工品等の表示について

従来の表示

フグ製品について、1983年12月2日環乳59号 厚生省環境衛生局長通達「ふぐの衛生確保について」通知の記3に基づき加工年月日を記していた。

全ての製品について、加工年月日と消費期限、賞味期限を併記していた。

今後の対応

今回の消費者庁通達に伴い、弊社では以下の対応を実施。

消費期限商品については(刺身、ちり鍋等の生鮮のチルド製品)

製造年月日は従来通りの 加工日 平成○○年○月○○日

消費期限 平成○○年○月○○日

賞味期限商品については(冷凍品、レトルト食品等の加工度合いや保存性の良い物)

製造年月日をロットで標記。

製造Lot.表示内

年記号  X  Y   Z  A   B   C ~

年 2010 2011 2012 2013 2014 2015 ~

月記号 Z Y X W V U T S R Q P O

月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

日記号 1 2 3 4 ~ 30 31

日  1 2 3 4 ~ 30 31

以上を平成22年10月より実施し、弊社ホームページで情報公開をする。

http://www.kawaku.com/

改正表示例

製造年月日は ロット番号 XQ01 (2010年10月1日を表す)

賞味期限 平成22年12月31日    賞味期限が六ヶ月以上の物は平成13年3月として曜日は標記しない。

「龍人伝説」への道 三輪休雪展

陶芸館開館記念Ⅰ
「龍人伝説」への道  三輪休雪展

萩へ、こんなに目的を持って行ったのは何年ぶりだろうか。

三輪休雪展 http://www.hum.pref.yamaguchi.jp/tokuten/H22/ryujin/p1.htm

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三輪窯は江戸時代寛文(かんぶん)を発祥としている。寛文年間は1661年から1672年までの期間を指す。この時代の江戸幕府将軍は徳川家綱。

三輪休雪(みわ きゅうせつ)とは山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の当主が代々襲名している陶芸作家としての名跡で代々、坂高麗左衛門の坂窯と共に萩藩の御用窯を務めていた由緒ある窯元である。由緒を辞典で調べてみたら以上の様に紹介されていた。

350年の歴史を持つ三輪窯当主の作品展。芸術とはアートとはクリエイティブとは歴史とは。

ここに表現されている作品から芸術の凄さが伝わってくる。土からの躍動。

是非ともご覧頂きたい、偉大な芸術に触れて欲しい。

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ぶらり、朝の散歩

家の側には海響館と言う下関水族館がある。ここは広大な芝生公園が隣接していて、とても綺麗だ。

散歩コースとしては全国に誇れるだろう。公園の海岸側は木張りのデッキがずーと続き、人々が魚つりを早朝から楽しんでいる。

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早朝の海峡は何だか楽しい。

空を見上げたら珍しい、明けの空に飛行機雲が二筋できている。

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暫く歩いて唐戸市場の側のデッキで恋人達が戯れていた。ええなぁ!

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こんなの像もある。

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早朝の散歩は楽しくて、爽快な気分になる。海峡の街「しものせき」