Archive for the ‘河久唐戸店情報’ Category
ポークチャップとふぐラー

学生時代から下関の割烹旅館に出入りをさせて頂いていた。
今はもう無いけれど、下関市の阿弥陀寺町(あみだじちょう)と言えばフグ料理のメッカで超有名高級割烹が軒をつらねていた。
現存する割烹旅館は「お富み」だけで、この30年で消えて無くなったのが惜しい。
その隆盛を誇っていた昭和40年代に私は「割烹 中島旅館」の大将に可愛がってもらった。
大将と私は下関の総鎮守「亀山八幡宮」の氏子の会で知り合い、高校生なのにお酒の飲み方から教わった。
当時の私は学校の帰りに良く旅館に寄り道していて、タイミングが合うと調理人が賄いの食事を食べさせてくれた。お返しに調理場でお酒の燗をつけたりしていた。
その賄いで調理人の恵介さんから教えてもらったのがこの「ポークチャップ」
薄引きの豚肉を油でけって、コショウで味を整え火が通った頃合いをみてケチャップをかけて、更に炒める。あまり炒めすぎないのがコツで、夏場の食欲が無い頃に食べると結構いける料理だ。先日、唐戸店のまかないで社員に造ってあげた。キャベツの上に「ふぐラー」をかけて出来上がった。
皆で食べて、ニコニコ笑った。
美味しかった!
ふぐラーをお店で試食用にお出ししている。沢山のお客様が喜んで使用して頂いている。
先日来られた若者が、ふぐ刺しぶっかけ丼に「ふぐラー」を写真の様にかけて食べていた。
見るからに旨そうで、臨席のお客さんが真似てふぐラーをぶっかけ丼にかけて食べていた。
2人の会話は弾んでいた。人間は美味しい物を食べるとつい笑う。
見知らぬ2人がニコヤかに笑っていた。
早速私も真似をした。思わず笑った。
ふぐ刺しを食す

この時期に美味しいフグが「マフグ」という山口県近海で獲れるフグだ。
このマフグは皮は食べられないので、この皿ではトラフグの皮を使用している。
一皿 680円で食べで頂いている。「んー、最高」と淑女も殿方もおっしゃられている。
マフグは皮に微毒があり、食べるとたまに「鉄砲刺身」になる。
だがご安心あれ。ふぐ処理師の免許皆伝が調理している。
身近にはフグで当たった人も、宝くじが当たった人も皆無だ。
ふぐ串丼とはいかに
先日、ふぐ天丼の替わりに「ふぐ串フライ」を丼の上にのせて
「フグ串丼」
を造ってメニューに加えた。「フグ串丼」600円。
いつまでも口の中でサクサクしてとてもご好評を頂いている。
興味のお方は是非所望されたし。
門司港レトロの潮風号
ブログの運営をお手伝い頂いている関門テレビで、門司港レトロで運行している潮風号を取材している。
正式な名称は 門司港レトロ観光トロッコ列車「潮風号」
昨年の秋からから運行を始めていて凄い人気だった。昨年の11月から今年の2月までは冬休みをしていたが
いよいよ3月13日から今年の運行を始めた。
http://kanmon.tv/event/retroline.html
潮風号の案内を見ると以下が紹介されている。
「潮風号」には、10月25日(日)までに、18万人を超えるお客様にご乗車いただいており、平成22年は、1日あたりの定期運行本数を今年の1日13往復26便から、14往復28便に増便します。また、定期運行の開始日も3月13日(土)から運行を開始しています。
1.平成22年3月13日~平成22年11月30日の運行
(1)定期ダイヤによる運行
①運行日 平成22年3月13日~11月30日の土・日・祝日
ただし、3月20日~4月4日、4月29日~5月9日、
7月17日~8月31日、9月23日~9月26日、11月20日~11月23日は
毎日運行します。
年間132日
②普通運賃 大人300円 小児150円
旅程は2㌔だけれどたても楽しい。画面を覗いて頂ければ風景が楽しめる。
門司港レトロまでは河久の唐戸店から渡船で約5分。関門海峡の旅情と潮騒をお楽しみ頂きたい。
いよいよ春だ。是非一度おこし下さい。
ペンギン村オープン
待ちに待った下関市にある水族館「海響館(かいきょうかん)」のペンギン村が3月1日にオープンした。
約2年近くの時間を準備に費やした。
毎日新聞からの転載
下関市の水族館「海響館」の新施設「ペンギン村」が1日、オープンした。新名所として期待が懸かるほか、南米チリの国立動物園と協力して絶滅危惧(きぐ)種、フンボルトペンギンの保全にも取り組む。オープン式典には下関滞在中の先月27日、母国で大地震があったチリの動物園長も出席。「手を携えよう」と誓い合った。
1日は午前9時半開館。待ちわびた来場者が開館前から訪れ、出足好調をうかがわせた。「週末、春休みへ向けて尻上がりに増えてほしい」と海響館の和田政士・展示部長。
ペンギン村は国内有数のペンギン5種、138羽を飼育。キングペンギンなど4種を展示する「亜南極ゾーン」の水槽は世界一の水深6メートルを誇る。「温帯ゾーン」はフンボルトペンギンの重要繁殖地、チリのアルガロボ島を模し、チリ国立サンティアゴ・メトロポリタン公園付属動物園からフンボルトペンギンの「生息域外重要繁殖地」指定も受けた。
式典に出席した同園のマウリシオ・ファブリーオッティ園長(38)は下関入りした27日、チリ大地震の一報を受けた。家族は無事で、動物園のスタッフ、施設にも大きな被害はなかったが、心配を抱えての滞在だった。
それでも式典出席までのスケジュールをすべて行い、ペンギン村との協力協定調印に立ち会った。「地震は残念だが私は国のために来ている。責任を全うする」と園長。同行のギジェルモ・クビロストレス動物福祉・行動課長(36)も「私にとって式典出席と協力協定の調印は、それだけ大事なことだった」と気丈に話した。
式典には「ペンギン村」の命名者、山陽小野田市立高千帆小学校5年の槇野彩香さん(11)も出席。施設を初めて見て「すごい。ペンギンが大好きなのでうれしい」と目を輝かせていた。【取違剛】
かつて、下関市の長府に有った下関水族館もペンギン村が有り、私も小学生の頃は良く行っていた。
ただ可愛かったけど、とても臭かったのも思い出に残る。
春休みには沢山の子供達に来て頂きたい。
海響館は河久の唐戸店の直ぐ側に有り、お出かけの際は是非お越し下さい。
ラジオ体操
下関には面白い大学がある。農林水産省が管轄する「水産大学校」
詳しくは
水産大学校(すいさんだいがっこう、英語: National Fisheries University)は、山口県下関市永田本町2丁目7-1に本部を置く日本の省庁大学校である。1963年に設置された。大学の略称は水産大。
文部科学省とは関係のない立派な国立大学がある。
大学の学生は優秀で昨年は安藝真一郎君が我が社に入社した。
今年は武政佑一郎君が入社する予定になっている。
その大学の練習船に「耕洋丸」がある。下関の岬之町埠頭に接岸されている。

この写真の船は4代目でとても奇麗な船だ。
毎朝散歩していると面白い事が気にかかった。
毎朝6時半になると「ラジオ体操」の曲が流れる。
乗組員全員でラジオ体操をしているのだろう。何か微笑ましい。
近寄って見ると。

かなりでかい。私の子供の頃は鹿児島大学の水産学部の「鹿児島丸」と兄弟船として全く同じ形の船があった。
長兄が鹿児島大学の水産学部だったので知り合いが随分乗船していて、小学生の私が兄の友人を訪ねると良く食事をご馳走してくれた。
懐かしい船なので「耕洋丸」と「鹿児島丸」良く覚えている。
今では違う形になって居るらしいけど、鹿児島丸でも毎日ラジオ体操をしているのかなぁ。
ふぐカツカレー

出来上がったフグカツカレー、ご飯の上にふぐフライを乗せている。
価格は500円(税込み)。
何故か今日は沢山のお客さんが「ふぐカレー」と注文してくれた。
唐戸の店に来られるお客さまは背広姿の方が多く、ビジネスで来られて地元の担当者と来られるパターンが多い。
女性が1人で来られると大概は仕事に合わせて来たと言われる。「先にぶっかけ丼食べて、それから仕事に行きます」さすが。
二十歳前後の青年だと大学生で「青春18切符できました」と良く言われる。
いろいろなお客様に出会えて楽しい、年配のおじいさんが来て「わしゃー、ふぐのひれ酒が欲しいのー」。
河豚は人と出会いの場を作ってくれる魚でもある。
ふぐカレー
前から本格的に作りたかったのが「ふぐカレー」
以前は仕入れのビーフカレーにふぐカツフライを乗せて店で出していた。
会社の昼食で試作したふぐカレーを毎月社員さんに食べてもらった。
1年間かけて食べてもらって、そして「本格ふぐカレー」のレシピーが出来上がった。

仕込みの手順は以下の様にした。
ふぐの身を骨ごと水から炊いて充分に煮込み、そして身をほぐしてから更に中骨を網に入れて煮込み、骨の中から旨味を引き出す。
スープの骨を取り出して、身入りのスープを用意してから野菜を入れる。そして煮込む。
野菜と煮込んでいると、野菜もフグの身もとろけて溶込んで行く。
じっくり煮込んでから香辛料を入れてルーを作り仕上げる。
一晩寝かしてから翌朝に再度火を入れて出来上がる。
一晩寝かしてから翌朝に鍋の中を見ると、大きなプリンみたいにプルンプルンしている。
コラーゲンたっぷり「ふぐカレー」の出来上がり。
今日仕込みをしていたらお客さんがそれ下さいと突然いわれた。
お出ししたら「美味しい、美味しい」と笑顔で食べて頂いた。
お客様の表情でとても嬉しい宝物を頂いた。
食べて頂き、ありがとうございます。
春風
一昨日は寒い寒いと言っていた。昨日も寒い中、京都醒ケ井の三光さん達が唐戸の店迄来て頂いた。
醒ケ井(さめがい)さんとはフグ寿司の開発を共同でしている。皆さんといも良い人達ばかりで仕事がしやすい。
日曜日は先日とは打って変わって暖かい。
なにか春風が舞い込んで来た気持ちがした。
唐戸のアルカポート一帯では観光客が増えてきている。みなさん何か楽しそうだ。

ジャンパーは着ているけれど皆さん笑い声が絶えない。
晩冬の小春日和に心が和んだ。