Archive for the ‘お得な情報’ Category
ふぐカレー
前から本格的に作りたかったのが「ふぐカレー」
以前は仕入れのビーフカレーにふぐカツフライを乗せて店で出していた。
会社の昼食で試作したふぐカレーを毎月社員さんに食べてもらった。
1年間かけて食べてもらって、そして「本格ふぐカレー」のレシピーが出来上がった。
仕込みの手順は以下の様にした。
ふぐの身を骨ごと水から炊いて充分に煮込み、そして身をほぐしてから更に中骨を網に入れて煮込み、骨の中から旨味を引き出す。
スープの骨を取り出して、身入りのスープを用意してから野菜を入れる。そして煮込む。
野菜と煮込んでいると、野菜もフグの身もとろけて溶込んで行く。
じっくり煮込んでから香辛料を入れてルーを作り仕上げる。
一晩寝かしてから翌朝に再度火を入れて出来上がる。
一晩寝かしてから翌朝に鍋の中を見ると、大きなプリンみたいにプルンプルンしている。
コラーゲンたっぷり「ふぐカレー」の出来上がり。
今日仕込みをしていたらお客さんがそれ下さいと突然いわれた。
お出ししたら「美味しい、美味しい」と笑顔で食べて頂いた。
お客様の表情でとても嬉しい宝物を頂いた。
食べて頂き、ありがとうございます。
ヒートテック五本指
先日の事、ヘアートニックを購入しに近くのドラッグストアーに行った。
あまりドラッグストアーとかには行かないので物珍しさに色々と物色していたら「驚くほど暖かい脅威の靴下」とあった。
一足が1,280円で高いと思ったけれど、「んー、暖かくなるのだったら良いか」と思って3足も買ってしまった。
翌日に早速履いてみたけれど、あまり暖かくない。逆に今まで使っていた靴下の方が暖かいのだ。
良く考えたらヒートテックにだまされた。
これはプラシーボ効果(心理的な要因)だと思った。
ユニクロのヒートテックが暖かいと社会現象の様相を呈している。
ヒートテックの原理はもともと繊維が持つ特性を活かして、より多くの水分を含むとより多くの発熱をする原理を応用している。
もともと繊維は水分を含むと発熱をする。繊維の表面積を大きくするとより多く発熱をすると言う事になる。
が、しかしである。吸い込んだ水分は蒸発しないといけない。蒸発をすると、どおなるのか。それは水分が気化するので気化熱を奪う。
従ってクールテックとなってしまうのだ。そして其れはプラスとマイナスでゼロとなる。
従って暖かいと言っている多くの人はプラシーボ効果(心理的な要因)と言えるのだと思った。
しかし待てよ、クールテックで水分を多く含むは良いけれど、多くの体の汚れやアカも多く含むのではないか。
良くよく洗濯しないと臭い人間になる可能性が大ではないか。
騙された気持ちのヒートテック靴下を大切にタンスにしまって、今まで使用していた五本指を履いて仕事にでかけた。
やはり変わらないなぁ、と思って仕事をしていたら何故か冷たさが足の指先をくすぐる。
良く見たら指先に穴が空いていた。
人に見られたら笑い者になる所だった。1,280円で新品の靴下を買ったとおもったら良いのか。
だったらもっとおしゃれな靴下にすれば良かった。
春風
一昨日は寒い寒いと言っていた。昨日も寒い中、京都醒ケ井の三光さん達が唐戸の店迄来て頂いた。
醒ケ井(さめがい)さんとはフグ寿司の開発を共同でしている。皆さんといも良い人達ばかりで仕事がしやすい。
日曜日は先日とは打って変わって暖かい。
なにか春風が舞い込んで来た気持ちがした。
唐戸のアルカポート一帯では観光客が増えてきている。みなさん何か楽しそうだ。
ジャンパーは着ているけれど皆さん笑い声が絶えない。
晩冬の小春日和に心が和んだ。
ミキモト博多真珠
福岡県糟屋郡新宮町大字相島にミキモト博多真珠養殖がある。
簡単に位置の説明をすると宗像市の沖にある相島と言う島に真珠の養殖場がある。
今から約10年前に地元の漁民が、相島に自生している天然のアコヤ貝を九州大学の本城先生の研究室に持ち込んでのが始まりだ。
相島に自生している天然のアコヤ貝は従来のアコヤ貝より随分と大きい。
アコヤ貝の自生地としては伊勢志摩が有名で、世界の真珠王と呼ばれた御木本幸吉もここからスタートしている。
そして今、何故に福岡の相島なのだろうか。
根本的に従来の学説を覆す様な自然環境で天然の大きなアコヤ貝が生息している。
対馬海流がどどっと博多湾に流れ込み、さらに博多湾に幾つかの河川から水が流れ込んでいる。それらが混ざり合って今度は相島の方向に流れて行く。そして島の東側に流れ込んで複雑な環境を作り出し、プランクトンを含む富欲な海水を作り出している。
そしてそこにアコヤ貝がすくすくと、病気もしないまま健康に育っていたと言う話に成る。
今週はアコヤ貝から真珠を取り出す作業をしているので訪問した。
貝から外套膜というヒモと貝肉を取り出す。その貝肉の中に真珠が入っている。
幾つかの行程をへて真珠が取り出されて選別される。
ミキモト博多真珠の真珠は従来の貝だと9ミリが限度だった養殖真珠がここでは11ミリになる。
それはこの業界にとって画期的な出来事らしい。なにせ1ミリ違えば何十万円違うらしい。ましてや2ミリ違うとそれは天文学的数字らしいからだ。
そしてこれが博多真珠。
左側の大きいのが10ミリだった。100万円以上するらしい。
私は玉を取り出した後の貝肉の高度利用を依頼されている。
いま懸命に開発に取りかかっている。アコヤ貝を使った魚醤で名前は「パールオイスターソース」
この開発も難関が待ち構えているので研究機関と共同で開発に取りかかっている。
製品が出来た暁にはパリで発表の予定にしている。
愛媛の椿祭り
松山市郊外にある伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)の祭事を調べてみた。
神社のホームページには以下の様に書かれている。
「立春に近い上弦の月の初期」と月齢を定められているのが、当神社の春祭で一般的に、「椿まつり」「お椿さん」或いは「お八日(おようか)」と親しみを込めて呼ばれています。
現在は、旧暦正月8日を例祭日として、その前後の3日間斎行されていますが、従前は旧正月8日のみが斎行日であったので、古老達は現在も「お八日(おようか)」と称しています。
「立春に近い上弦の月の初期」は、丁度冬の厳しい寒さも峠を越し、物の芽が動き始める頃ですので、農閑期も終りを告げ、椿まつりの終了後には“田起し”“播種”を始める慣習が愛媛県をはじめ四国各地にあることから「伊予路に春を呼ぶまつり」として「椿まつり」を愛しく待ち焦がれていた様子が伺えます。現在では、全国各地から毎年約50万人の参詣者で境内は3日間賑わいますが、国道33号線交叉点から神社までの約1Kmの県道と平成15年に開通した「はなみづき通り」交叉点から神社まで約500mの県道は、全面交通遮断され、その県道両側に約800店の露店が立ち並ぶ状は圧巻です。椿まつりは初日の午前0時に大太鼓で開始を告げられて以来、最終日の24時迄72時間昼夜を徹しての比類のないお祭りですが、生活時間が多岐に亘る現在、参拝者が年々増加傾向にあるのは「椿まつり」の時間帯が認識されているからでしょう。
「椿まつり」期間中の特別祈願祭は、「縁起開運」「商売繁昌」「大漁満足」を祈る人々が数多く見受けられますが、その昔の「椿まつり」は、祈りを捧げた後に大きな椿の樹の下で山村で採れた“山の幸”と“海の幸”つまり魚介類とをやりとりする物々交換の市と、情報交換をする場でもあったとの説話があります。
現在も「椿まつり」期間中は参道・境内ともに大変賑わいますが、通貨の流通のない頃の「椿まつり」に詣でる人々の様子が、今も昔も変わっていないのが「椿まつり」の歴史です。
と書かれている。今年の旧暦の1月8日は2月20日土曜日にあたる。
八幡浜の山下さんとつるつる美人に会いに行こうか。いやいや商売繁盛を祈願しに行かなくちゃ。ね。
続 山下さん
昨日のブログに山下さんからメールを頂いた。
わーそんなに思ってくれて嬉しいワーイワーイ!
と昔は思ったけど、何か下心があるんじゃない。
私の友達の美肌美人とか、んんんんん、何か有るでしょう。
と鋭く山下さんに突っ込まれた。
そしてブログのネタが切れたんじゃないって。
もう泣きそうだ、人生に感動の無い日は1日たりとも無いと思っているのに。ネタ切れなんて。
^^
えへへへへへ^^
僕は純粋に山下さんを恩人だと言ったんですよ。
全然関係ないけど下関にある鯨館。
沈思黙考、しばし閑話休題。
ところで来月は通称「椿さん」があると思う。
「椿さん」とは、松山市郊外にある伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)の祭事で伊豫路に春を告げる祭りとしてとても有名なお祭り。
20数年前に山下さんが私を椿さんに案内してくれた。
沿道に延々と続く屋台は圧巻で、驚いた事に昔懐かしいお化け屋敷が二軒出ていた。
いずれにもろくろ首や犬人間、怪しいのが沢山有って私を楽しませてくれた。
その伊豫豆比古命神社の名前から伊豫の名前の由来になり、更に愛媛県の名前も神社の祭神が由来している。
明治時代にはいり大政奉還をして廃藩置県になった、其の時にご祭神の愛比売命(えひめのみと)を県名にしたのが由来。
ご祭神は4柱あって
伊豫豆比古命 いよずひこのみこと
伊豫豆比売命 いよずひめのみこと
伊与主命 いよぬしのみこと
愛比売命 えひめのみこと
と、お祭りしている。
椿さん、久々行きたいなぁー^^
本当に日本中のテキ屋さんが集まっている感じで、一度是非皆さんもどうですか。
タジン鍋
「タジン」とは、北アフリカ・モロッコで生まれた伝統料理。水が貴重な地方なので、水を使わず食材に含まれる水分だけで蒸し焼きにする。
素材のうまみを活かしたお料理が楽しめる。
これが「タジン鍋」最近はどこの通販でも販売していて、手軽に購入できる。
このタジン鍋を使って「ふぐ鍋ちり」を作る。余分な水分はないし、野菜の旨味とフグの旨味のコンビネーションは抜群です。
1つ如何ですか。
食の安心、安全と言う事
昨年から唐戸の店で出す食事のお米は農家と契約して、お互いに話し合った内容で栽培して頂いた物を使用している。
山陽町埴生(はぶ)の農家、網地(あみじ)さんが作ってくれているのだけど、網地さんのお米はひと際美味しい。
私達は食の安心安全を考えた時、この食品は誰が作ったのだろうかと思う事がある。
農家の方々も誰が食べるのだろうかと思う事もあると思う。
生産者と消費者が手をつなげば、此れに勝る信頼関係はないだろう。
そのようにして頂いている農家がもう一軒ある。同じ山陽町で農家をされている塩田さんにもお願いをしている。
塩田さんは畑が多いので根物や葉ものをお願いしている。このようにして農家とおつきあいさせて頂いていると心が豊になる。
今年は下関市川棚の松谷漁協ともおつきあいが始まった年で、生産者と一緒に仕事ができるのが本当に楽しい。
今日は網地さんが自宅の畑で採れたカブを持って来てくれた。出来立てでとても甘くて美味しい。
このカブはこの様に色がついている。種類によって色が異なっている。
お正月のお餅も作って頂いている。
とても暖かい交流が続いて、今年は台風の被害がなく、お米もとても美味しい。
網地さん、何時もありがとうございます。
ふぐ飯し
ふぐ料理にもう1つ隱し業なものがある。ふぐ飯だ。
トラフグの中骨を使うと美味しいのができるけれど、贅沢は言えないので白サバフグの中骨でも良い。
ポイントはフグの中骨を原料にすると言う事。何故かと言うとご飯と一緒に炊き込んだ時に髄液がでて、とても良いゼラチンと旨味が出て来る。
それがとても美味しい。
材料
米、ふぐの中骨、濃口醤油、酒、塩、昆布だし、三つ葉
作り方
1 フグの身を三枚に下ろし、中骨にわざと身を付けるようにする。
2 中骨をこんがりと素焼きにする。
3 濃口醤油をかけて更に焼いて仕上げる。
4 米をといで、酒、塩、を入れて昆布だしを必要量加える。塩加減はお好みにする。中骨は炊飯器に入る程度に割って入れて炊く。
5 炊きあがったら中骨を取り出し、中骨の身をほぐして炊飯器に戻す。
6 軽く混ぜ合わせ、しばらく蒸らす。
7 仕上がりに、ゆがいた三つ葉の軸を散らして出来上がり。
塗り椀等に盛りつけると美しい。
とても上品だか、玄人にも絶賛されると思う。
手作りの暖かさ
この人形達は富田一男さんが作られた手作りの人形達。全て手動で動く仕掛けが有ってぐるぐる踊ったり、ピョコピョコと上下に動いたりする。
富田一男さんは元は中学校の美術の先生。
定年退官後にこのような独創的な創作活動に入られたとか。一度お会いしたい。
暖かさに癒された。写真の2体が私の家族になった。
説明の文章には次の様に書いてある。
1点1点心を込めて作りました。手に取ってホットしていただいたらうれしいです。
富田一男