ペンギン村オープン

待ちに待った下関市にある水族館「海響館(かいきょうかん)」のペンギン村が3月1日にオープンした。

約2年近くの時間を準備に費やした。

毎日新聞からの転載

下関市の水族館「海響館」の新施設「ペンギン村」が1日、オープンした。新名所として期待が懸かるほか、南米チリの国立動物園と協力して絶滅危惧(きぐ)種、フンボルトペンギンの保全にも取り組む。オープン式典には下関滞在中の先月27日、母国で大地震があったチリの動物園長も出席。「手を携えよう」と誓い合った。

1日は午前9時半開館。待ちわびた来場者が開館前から訪れ、出足好調をうかがわせた。「週末、春休みへ向けて尻上がりに増えてほしい」と海響館の和田政士・展示部長。

ペンギン村は国内有数のペンギン5種、138羽を飼育。キングペンギンなど4種を展示する「亜南極ゾーン」の水槽は世界一の水深6メートルを誇る。「温帯ゾーン」はフンボルトペンギンの重要繁殖地、チリのアルガロボ島を模し、チリ国立サンティアゴ・メトロポリタン公園付属動物園からフンボルトペンギンの「生息域外重要繁殖地」指定も受けた。

式典に出席した同園のマウリシオ・ファブリーオッティ園長(38)は下関入りした27日、チリ大地震の一報を受けた。家族は無事で、動物園のスタッフ、施設にも大きな被害はなかったが、心配を抱えての滞在だった。

それでも式典出席までのスケジュールをすべて行い、ペンギン村との協力協定調印に立ち会った。「地震は残念だが私は国のために来ている。責任を全うする」と園長。同行のギジェルモ・クビロストレス動物福祉・行動課長(36)も「私にとって式典出席と協力協定の調印は、それだけ大事なことだった」と気丈に話した。

式典には「ペンギン村」の命名者、山陽小野田市立高千帆小学校5年の槇野彩香さん(11)も出席。施設を初めて見て「すごい。ペンギンが大好きなのでうれしい」と目を輝かせていた。【取違剛】

かつて、下関市の長府に有った下関水族館もペンギン村が有り、私も小学生の頃は良く行っていた。

ただ可愛かったけど、とても臭かったのも思い出に残る。

春休みには沢山の子供達に来て頂きたい。

海響館は河久の唐戸店の直ぐ側に有り、お出かけの際は是非お越し下さい。

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