歩いて痩せる

2年前に癌だと、4人の医師から宣告されて開腹手術をした。

S字結腸を全摘し、膀胱と小腸の一部を切除した。不思議な事に術後の診断では不思議な腸炎で癌ではないと言われた。

医師も理由が判らないと言う。

覚悟を決めていたので、術後の人生観は一変した。詳しくは別に書きたい。

術後にはヘソの上から膀胱への縫い痕が細長く残った、とっさに思ったのはケロイドになって醜い傷口になりたくないだった。

キズは有っても奇麗な下腹を維持したいと思った。

それからは毎朝1日一万歩を目処に寒い日も暑い日も歩いた。歩いた。

そして出勤前に自宅で筋トレをスクワット、腹筋、腕立て伏せを30本づつこなしていった。

お陰で、肩の筋肉、背筋、等等以前より大きくなった。が、だ。

腰痛はひどくなった。一定の期間をおいて定期的に痛くなる。そのつど懇意の整骨医に通っていた。

ある日先生が「体は固いし、昔のしなやかさがなくなって、ひどいからだやなぁ」と平気で言うではないか。

僕の体が悪いから先生の仕事は成り立っとんのに「ひどい事言うよなぁ」とぼやいたら

「幾ら歩いても、へぼな歩き方じゃあ、体を壊すよ」だと言う。私「どうしたら良いか」と問うたら

「ちょっと僕の前で歩いて」と言うから得意げに歩いた。

とっさに「だめだめ。そんなへたな歩き方じゃ、駄目じゃ」

ええかね、と見本の歩き方を教えてくれた。先生のお手本では、前に出した足はかかとから足を下ろし、後ろ足は親指で蹴り上げる様にと。

正しく歩くとは、ただ単に足を蹴り上げて前に進むのではなく、前に運んだ足を意識的にかかとから着地して、そして又前に進む足は大きく蹴り上げて進む。手を大きく振って真っ直ぐ前を見て少し早めに歩く。

こう説明する少しは歩くヒントに成るかもしれないが、お手本の様に歩くと腰骨が不思議に真っ直ぐなる。

皆さん、すこしおやりになってみませんか。教えてもらって2ヶ月が経過した。正しい歩き方で体がしまり、少し痩せてきた。歩数は前より少なくなっている。効果は抜群に出て来た。

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